画家として幅広く知識を持つ
絵を好きなように描くことは簡単のように見えて、実は奥深い考えがあり、簡単ではないと感じています。絵は、私たちにどのような癒しがあるのか?それを知るためには、絵だけではなく、他の職業や社会、海外の生活やお金など、様々なことを学ぶように心がけております。
絵は、人を元気にしたり、心をわくわくさせたりと心を癒すための手段の一つです。そう思うようになったのは、美術館で絵画を鑑賞したからです。
「ルーブル美術館(パリ)ルーヴル美術館の銅版画展」(2021年9月11日(土) ~ 2021年11月7日(日)
が、秋田県立美術館で開催されていた時に撮った写真です。
ちょっと後ろにちょこっと「Louvre」という文字が見えます。
建物の設計図のような絵から始まり、様々な戦争や日常の様子、植物、そして愛の絵というながれのなか、描いた人のタッチにも惹かれましたが、さらに「どのような考えをもってこの絵を描いていたのだろう。」という疑問が浮かんできました。
一枚一枚の絵から感じるものや見えるものは、みんな同じとは限らない。それでも、描いた人の想いは、伝えたいことを絵にしている。そして、その描いた人は、どんな知識をもって、絵にしたんだろうと、わくわくしたのです。
<人・社会・心情>
手紙をもらった時の女性の表情や様子の絵から、彼女はどのような想いを持っているのか考えたり、手紙をもらう喜びを思い出させてくれたりする。
<美術・芸術・美学>
つるつるとなめらかな質感の絵からは、美しさを感じ、自分も美しくありたいと思うようにさせる。
<政治・社会・人>
政治や社会がからむ絵は、理解するのに難しいですが、人として大事なことを忘れないようにと訴えてくるものがあります。
様々な知識から深みのある絵が生み出されていると信じています。
描いた人たちは、経験してきたこと、学んできたものから、命をかけて絵に描いているのです。描いた人の知識を見ているという意味にもなるかとも思いますが、やはり絵の世界は面白いです。私も、ひとりでも心の支えになれる絵を生み出したいと思うのです。
犬が好きだけでなく、私が感じる好きなものや、現代求められている癒しの絵を描きだしていくために、幅広い知識を身につけていきます。生きている限り、ずっと学びの日々です。