画家をやめられなくなった

※写真:秋田県大仙市ドックラン店内(似顔絵イベント)
画家になって5年を迎え、2022年4月で6年目になります。
これまでに、何度もやめたほうがいいのかなと思ったり、不安になることもたくさんあったりしました。
うまく描けなくて1度断ったこともあり、私にとって大きな転機のひとつ出来事があります。
この1件があったおかげで、画家をやめられなくなりました。
ウェデングドレスを着た娘さまと愛犬との似顔絵に、背景には結婚式会場内というオーダーでした。
わくわくしてビーグルの愛犬と娘さまを描かせていただいたのですが、途中で描けなくなりました。
原因は「自信喪失」です。
本当にこれでいいのかな。なんだかうまくいかないな・・・。とだんだん筆が進まなくなり、これ以上待たせるのも申し訳ないと、オーダー様に相談してキャンセルさせていただきました。
今でも忘れられません。
あってはならないことです。
二度とあってはならないと、もう一度自分と向き合い、描く技術をさらに磨き、途中経過の写真を送りながらオーダー様と念入り確認を増やしたりと、サービスの質の向上も行いました。
「そっくり!」「温かいですね」「生きているみたいなお目目に感動!」という絵の感想や、「細かな対応に安心しました」「途中経過の写真が楽しかった」とサービスへの感想など、お客様からの温かい声に、ジーンと心温かくなります。
改めて、絵でお客様のためになっている、お客様の幸せにつながっていると感じては、「やっぱり絵は最高だな!」と、あの1件のことがあってから、お客様に喜ばれる絵を描いていきたい想いが強くなりました。
こうして今は、画家やめられなくなりました!
命がある限り、絵を描いて人に感動与え、癒していくという情熱をもって、1日1日を過ごしております。
写真のほうですが、一度「似顔絵イベント」をやったことがありました。
初めてのことで緊張したのを思い出します。
数枚の似顔絵を描いて直接お客様に渡したときに、「ありがとう!かわいい!」と笑顔を見れたときは、本当にうれしかったです!
この時の喜びと経験も、大切な宝物となっております。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!