◆ アロマの基礎知識 ◆


アロマの香りで心身をよりよい状態へと導く療法をアロマセラピーと言います。ルネ・モーリス・ガットフォセというフランス人科学者によって20世紀前半に生み出されました。
まずは私たちのまわりにある香りを感じることから始めましょう。


アロマってなに?

落ち込んでいるときに花や木の香りを嗅いで気持ちが前向きになったり、好きな香りで元気になったことありませんか?


◆ アロマ=「芳香」


自然の植物の花や樹、果実などが持つ香りの芳香のことをアロマといいます


普段、香りを意識していますか?どちらかというと「あ!いい香りだ!」と香りを感じて初めて意識を向けます。家や事務室、電車やバスなどの空間の中の香り、人や動物から感じる香り、食べ物や飲み物から感じる香りなど、いろんな香りがあります。
 

世界には必ず「香り」があり、無くすことはできないものです。すると「香り」はすぐそこにある身近な存在です。

香りによって生じる心身の変化を感じることが、「香りを楽しむ」始まりです。



◆「芳香」=精油(エッセンシャルオイル)を活用 


精油とはエッセンシャルオイルの和訳であり、花びらや樹液、葉っぱや果皮など様々な部位から抽出されたものです。


アロマ(芳香)に精油を利用し、この香りでわたしたちを癒し楽しませてくれます。




香りとアロマセラピー

「アロマ=芳香」と「セラピー=療法」の組み合わせでアロマセラピーと言います。日本では1980年代後半あたりから広まり始まりました。



◆ 香りをどう感じるかが大切


精油(エッセンシャルオイル)を目的をもって活用する方法を「アロマセラピー(芳香療法)」と呼びます。


精油(エッセンシャルオイル)の香りを利用する療法のため、私たちの嗅覚が、香りを身近に感じながら、どう心地良く楽しめことができるかが、ポイントです。
 

様々な香りを持つ精油は、自分が感じたことを無視し使用することは避けてください。


いろんな参考本に書かれている「~に良い」や「~に働く」と書かれているものであっても、実際に使う方の心地良く感じるかということを忘れないでください。


◆香りの感じ方は人それぞれ
香りの好き嫌いに「これが一般的」といえるものはない


もし、香りに対する感覚が他の人と違うことがあっても、それは決して間違いではありません。


広く知られているラベンダーもどんな人でも好きだろうと思われますが、苦手と感じる方もいます。
また、刺激があり嫌な香りだと思ったら、他の人には元気が出るいい香りと感じる方もいます。

このように、様々な香りにこれが一般的な感じ方だということは、難しいことなのです。

あなたが「幸せだな」と思える香りをみつけ、その個性を楽しみながらアロマをより活用して気持ちを開放していきましょう。




アロマと心身のしくみ

植物から抽出された精油を使って、3つのルートから私たち心身に作用しています。

① 鼻から脳へ伝わるルート

② 肺からから吸収されるルート

呼吸とともに吸い込まれた精油の芳香分子は、気管支を通り肺に入り、その末端にある肺胞を通り抜けていきます。


そして、血液に取り込み、全身へ巡ります。



③ 皮膚からから吸収されるルート


精油は非常に小さな分子構造をしているため、皮膚の表面から入りやすいです。皮膚の中にある血管に入り、全身へめぐります。

全身をめぐる血液によって、器官や各組織に運ばれていきます。


このルートを利用する方法のひとつに「アロマトリートメント」があります。植物油に精油を混ぜて、肌に塗布し体をほぐしていきます。